『主体性』をもって取り組む
先日,8名ほどの高校生に,
『それぞれ自然災害(地震・雷’火山噴火など)について調べてきて,ほかの7名に紹介してください。
その際,聞く人が将来それを聞いたことで助かったと思えるものにしてください。』という課題を出しました。
すると,嘘か本当か,しっかりと責任をもって課題の作成・提出ができていたように思います。
(もともとまじめな皆さんだったので,少し参考にならないかもしれません。)
この課題を通して感じたのが,
『自分に責任が降りかかれば,主体的に取り組めるのではないか?』というものでした。
最近,”主体的に取り組む”ということが流行っているようですが,
それでは『どうしたら”主体的”に取り組めるのか』といったことは,
あまり議論をされていないような気がします。
自然災害や防災は,命にかかわることなので,
わりと興味をもって主体的に取り組みやすい課題なんだろうなと思っています。
主体的に取り組ませるにはいろいろと方法はあるとは思いますが,
『個人個人に責任を持たせる』という方法は,
工夫をしながら使っていくことができると良いなと思います。