【割り切る勇気】
少しまえに『嫌われる勇気』という本が流行ったように思います。
私はその本を読んでいないので,詳細はわからないのですが,人間関係を大事にしつつ,
自分の健康を維持するためには,時として嫌われる勇気を持つのも大事なのかなと最近感じてきました。
私は,嫌われる勇気までは持てないのですが,『割り切る勇気』くらいは持てるようになりたいなと感じています。
これまで30年程度生きてきて,思い返せばその時々で興味を持ったことに熱中して取り組んできたように思います。
ただ,本当に心から熱中していたかというと,そういうわけでもありませんでした。
置かれた環境に流されて,盲目的に取り組んできた仕事や趣味もいくつかありました。
最近感じているのが,人生は有限であるということです。
1時間でできることは限られていますし,1日でできることも限られています。
1時間,1日の積み重ねが1年であったり一生であったりするわけなので,
命ある限りできることは限られています。
限られた時間を自分が大切と思えないことに使う必要があるでしょうか。
例えば,職場の人間関係です。
正直なところ,今回の記事を書こうと思ったきっかけが職場の人間関係になります。
この文章を書いているのは土曜日の午後ですが,
この日の午前中は,職場の人間関係についてモヤモヤして無駄に過ごしてしまいました。
とてももったいない使い方をしてしまったなと思います。
仕事に行ったときに傷つきたくないという防衛本能からそのように思ったと思うのですが,
とても無駄なことだったと思います。
なかなかできることでもないですが,相手が何と言おうと,こちらの『気の持ちよう』で
感じ方が変わるということもあるかと思います。
どんな環境であろうが,何を言われようが,自分がそこから何も感じなければよいだけの話です。
自分にとってどうでもよいことは放っておきましょう。
そして,限られた命・時間を本当に大切だと思うことに使ってはいかがでしょうか。