”本番(大会・試験など)”の心得

『平常心で臨むこと』『その状況でのベストを尽くすこと』,

これが,”本番”に臨むにあたって必要なことではないかと思います。

 

”平常心”の大切さは宮本武蔵や柳生宗矩といったような方々も言われているので,

聴かれたことがある方もおられるのではないでしょうか。

 

また,『ベストを尽くす』ことは,

当たり前のことですが,”その状況でのベスト”をどれだけの人ができているのかはわかりません。

 

人は機械ではありませんので,いつも体調万全とはいきません。

 

私は一時期,マラソンにはまって2~3か月に一回参加をしていたりしましたが,

『次の日大会』という日に限って,

残業しなくてはならず,よく休めていない状態で参加するということがありました。

 

睡眠不足で長い距離を走るというのは,本当に嫌なものです。

 

ただ,参加費を払ってしまっているということもありましたが,

もうすでに参加をしてしまっている以上,途中でやめるわけにはいきません。

 

自分にとって不利な状況であったとしても,

それは『しようがない』ですよね。

 

文句を言っても,何も変わりません。

 

『制限時間以内にはゴールする』ということを目標に頑張ったり,

コーヒーやリポビタンDなどを飲んで頑張るしかありません。

 

『その状況でできるベストを尽くす』しかありませんよね。

 

それから,最近の子どもたちの心理で,

『ベストを尽くして失敗して,「本気でやっても駄目だった」となりたくないから,はじめからベストを尽くさない。』というものがあるようです。(昔からあったかもしれないですが…)

 

自分の限界が見えてしまうことって,つらいですよね💦

 

『結果よりも自分のメンタルヘルスが大事』とオリンピック選手でも途中棄権されるような時代ですので,

何が正しいかはわかりません。

 

ただし,状況にもよりますが,

『失敗を恐れて本気を出さなかった時』と『失敗を恐れずに頑張った時』では,

後者の方が良い結果を残せるのではないでしょうか。

 

失敗すると恥もかきますし,

人からバカにされるかもしれないので怖いですが,

失敗を恐れずに頑張りましょう。

 

また,周りにそのような人がいたら,

バカにすることなく,応援できるようになれるとよいですね。

 

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